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Jacket
13・pudding
Epic Sony Records
ESCB 1137/1991年
FREDERICK
01. My Favorite Hour
02. エレクトリックギター
03. How does it feel? (Purple Hearts)
04. 何処へ行く
05. B
06. カッコーの巣の上で(白痴)
07. 僕は嘘つき
08. かけらを探しに
09. 明日になれば
10. 人間らしい踊り
11. にがい砂糖
12. 汚れなき少年の頃

このアルバムは、いちばん円滑に作業が出来た。レコーディングの前のデモテープ(プリプロ)と言われる作業で、現在かたちになっている物よりも、もっと構築された物が出来ていた。あまりに素晴らしすぎて、ソニーのプロデューサーみたいな存在の人が嫉妬したものだ。(日本の場合プロデューサーと言うのはディレクター=現場監督)まあ、ロンドンタイムスからやってる曲も、中には入っていると言うことで、レコーディングがいい意味で、とてもシンプルに行われた。(おとかずは多いけど)このアルバムは作ってみてわかったんだけど、僕にとってはビートルズの“リボルバー”や“サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド”みたいなコンセプトアルバムだと思う。
レコーディングは、いろんなゲストミュージシャンに来てもらった。(ただ僕の友達ばかり)レピッシュのマグミは、ただ一曲のために気合いを入れて「かけらを探しに」でトランペットを一生懸命に吹いてくれた!ThankYou!フィッシュマンズの「サトウ君」は、いつも笑顔で僕を楽しませてくれた、コルネットで。愛してる!「My Favorite Hour」では、ロッテンハッツのましろが歌ってくれた。昔はパンク少女だったのに。Thank You!みんな本当にありがとう!
僕らの“pudding”は、まさにプリン!なんておいしい食べ物!!懐かしくて新しい、そんな感覚のタイトルにしたかった。


01. My Favorite Hour
言わずと知れたフレデリックの最高傑作!聴いたことのないヤツらは、その罪意識を味わうだろう!

02. エレクトリックギター
初めてエレクトリックギターを買った時、レコードプレイヤーのマイクのとこに突っ込んでビートルズを弾きまくった。そのおかげで、すぐにスピーカーの音がぼろぼろに・・。
03. How does it feel? (Purple Hearts)
ボブ・ディランの“ライク ア ローリングストーン”のサビで出てくる詩。どんなもんだい?どんな気分だい!
04. 何処へ行く
まるでおもちゃ箱をひっくりかえしたような曲。遊び心たっぷり!
05. B

最初はギターのリフだけだったんだけど、僕がドラムを叩きたいと言ってずーっと叩いていたらいいグルーヴが出てきた。この曲はデモテープのほうがもっとキンキーで素晴らしい!うちのメンバー、誰か持ってない?
06. カッコーの巣の上で(白痴)
まるで晴天の霹靂みたいだった。レコードが出来てから(白痴)という言葉が放送禁止用語で使えないと言われて、いきなり(ハクピー)になった。ピーとされると、まったく僕のイメージとは違うイメージになる。いったい何の基準でそんな事しやがるんだ!ロシアの文豪、ドフトエフスキーの「白痴」を読んだことがあるのでしょうか?はたまた黒澤明の「白痴」という映画をみたことがあるのでしょうか?その本質はみんなひとりひとりの心の中にあるはずです。
07. 僕は嘘つき
どうしてこんな曲を作ったのか、よくわからない。このアルバムの中でいちばん最低な曲。
08. かけらを探しに
僕の大好きな絵本、ビッグ・オーとの出会い!そんな世界観で作った曲。シルヴァスタインの「ぼくを探しに」・・もし興味があったらみんな見てね!
09. 明日になれば
このアルバムの中に、この曲が入っているのといないのとでは、まったくイメージが違う。そんな曲。ギターの柳川君に言いたい!こんな素晴らしい曲を作ってくれてありがとう。やっぱり僕らはソウルバンド(魂のバンド)だ!!
10. 人間らしい踊り
みんな鎧(よろい)を着て生きている!
そんな物くそくらえ!
みんな生まれたときはハダカじゃないか!
なのにどうして!

11. にがい砂糖
僕の好きなニューヨークドールズからのニューヨークパンクと言われた時代(パティ・スミス、ブロンディ、ラモーンズ)。単純にそんなサウンドが好きだから、こんなカッチョイー曲やってんだよ!
12. 汚れなき少年の頃
ロンドンタイムスの頃からやってた曲。歌詞がだいぶヘビーなので、ライブでやるときは、相当その世界にのめり込まないと歌えない曲だった。自分にとっては本当のことを歌っただけなんだけど、のちに世の中に出た時に家族会議もので、親から勘当された問題作!
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